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FIT2008

2日~4日まで開かれてる情報科学技術フォーラム(FIT)に参加してきました。
電子情報通信学会と情報処理学会が共催する全国大会で、今年は開催地は慶応大学藤沢キャンパス。
今回初めて行ったんですが、緑豊かで結構のどかな所でした。

初日の午後からWeb研究のイベント講演があって少し聴講してきました。
技術カンファレンスで聞けるような細かく具体的な技術の話というよりも、「有益な知識とは何か?」というような、いかにもアカデミックな内容の講演でした。
現在の情報検索におけるWebの限界として、
・フロー情報中心で組織化が浅い。
・価値や信頼性の判断基準を提供しないため、利用者自身が知識体系を持っている必要がある。
などといった問題があり、情報の信頼性に繋がる部分が弱く、”情報探索”ではなく”情報散策”として利用する人が多いのが現状。そこから、Web情報資源と既存の情報資源(図書館等)を統合し、信頼性のある情報資源への誘導を行う必要がある、というような内容でした。
確かに”情報探索”としてWebを使う場合、例えば自分の研究分野に関する情報をWebサイトから取ってきても、結局図書館で本を借りてきて自分で検証することがほとんどです。これは自分の持っている知識と比べてみて、あれ?と思う所があるから自分で検証するのであって、利用者が知識体系を持ってない場合は情報を疑うことができず、検証を経ていない二次情報に頼って間違った知識を得てしまうというのはよく挙げられる話題ですね。

また別の講演では、ラダリング型検索という対話型検索システムの紹介がありました。
テーマ、シナリオ、オントロジーから総合的に判断して応答、利用者と対話するシステムで、対話することによって利用者に”気づき”を与えることが可能となるということでした。
こういう対話型検索では、現状ではシステム応答時間の問題から実際に使うとなるとストレスがかかりそうですね。

最後まで聞きたかったんですが、自分の講演時間が迫っていたのでしぶしぶ会場を後にしました。
途中でクーラーが切れて、僕の発表時にはみんな資料で顔を扇いでる状態。
前日の雨で湿度も高く環境は悲惨でした。。あれはしんどい。
慶応でも午後5時でクーラー切るようにしてんのかな。どの大学もエコ対策してることを身をもって実感。
9月に入ったといっても30°越え。学会はやっぱり春か秋にしてほしいなぁと。いやほんと暑かった。。

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