WordPressの勉強目的にプラグインを1つ作ってみました。
WP GitHub Card
GitHubのユーザープロフィールをカード形式でWordPressのページに貼り付けるだけのプラグインです。以下のように使います。
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userキーの値にプロフィールを表示したいGitHubアカウント名を指定する [github-card user="GitHubアカウント名"] |
上記のコードをWordPress上の任意の場所に貼り付けます。WordPressのショートコード形式となっているのでウィジェットに限定しません。どこでもOKです。
* 表示例
上記スクリーンショットの通り、以下の情報が表示されます。
- GitHubアカウント名とアバター画像
- 最近コミットしたリポジトリ
- よく使うプログラミング言語トップ3(リポジトリのスター数でソート)
- パブリックなリポジトリとgist数
- フォロワー数
- 全てのリポジトリのスター数の合計
データ取得にはGitHubの公式APIを利用しており、取得した各種データはWordPressのDB内に一定時間キャッシュして非機能面も考慮していまう(Transientsのキャッシュ機構を利用)。
公式プラグインページとソースコードは以下にあります。
目的
元々はGitHub Badgeというサービスの機能を自分のサーバでホスティングしたいという動機からプラグイン開発を始めました。GitHub Badgeのように外部コンテンツをiframeで自分のサイトに埋め込む方式だと性能面やセキュリティ面で問題を感じており、また、サービスとして提供すると不特定多数の人が利用するためGitHub APIのリクエスト数制限にもひっかかる頻度が高くなります。それらの問題を解決するために、自分のサーバでコンテンツ配信しつつ適切にデータをキャッシュすることにしたという経緯です。
WordPressについて
このサイトはWordPressで数年運用していますけど、これまでWordPress本体についての知識はほとんどなかったです。まぁプラグインを作った程度ではWordPressのほんの一部しか理解できないと思いますが、良い勉強になりました。
ところで2018年現在、インターネット全体(厳密にはtop10 millionのサイトが集計対象)の約30%のWebサイトがWordPress製サイトであるという統計結果があります。
- Usage statistics and market share of WordPress for websites
- 30% of all sites now run on WordPress
- WordPressのシェアが30%に
2015年時点では25%程度だったそうなので、そこから3年弱で5%も上がったということですか。大昔にみんながMovable TypeからWordPressに移転してた頃に現在のこの状況を想像できたでしょうか。
また、GoogleもWordPressエキスパートの求人をしているようです。それほどWordPressは現在のWebにおいて重要な位置に鎮座しているということでしょうか。最近まで転職活動をしてた知人のWebデザイナーも面接でWordPressが使えるかどうか聞かれたことがあると言っていました。
長年WordPressを触っていたにもかかわらず、これまで全くと言っていいほどWordPressについて無知でした。遅いスタートになりますが今後もプラグインやテーマを作ってみる機会を増やしてWordPressの学びを増やしていきたいと思います。