Cloudflare Workersでサーバレス開発 part2 GitHub ActionsによるCI/CD

前回のエントリー Cloudflare Workersでサーバレス開発 ではCloudflare Workersの入門的な使い方について紹介しました。今回はGitHub ActionsとWranglerによるCI/CD対応についてデプロイ周りの補足説明をします。 Wrangler GitHub Action WranglerによるGitHub Action用のDockerコンテナアクションがCloudflareより提供されていますので是非活用しましょう。 cloudflare/wrangler-…

Cloudflare Workersでサーバレス開発

今回は日頃からいくつものサイト配信で大変お世話になっているCloudflare社が提供するCloudflare Workersを試してみました。 普段はあまりここでサービス紹介系の記事は書かないのですが、いくつかのドメインを運用している都合上、コンテンツ生成に必要なアプリケーションサーバの用意が最近少しずつ大変になってきたので、今回紹介するCloudflare Workersの活用で開発リソース削減を検討するための備忘録として記事にしています。 Cloudflare Workers Cloudf…

JavaScriptで機械学習の実装 6 t-SNEによる次元削減

ここ数ヶ月はネットワーク周りのネタ書いてたせいかあんまり頭を使ってなかった気がするので、このGW期間中は久しぶりに理論寄りのコードをけっこう書きました。今回はその一例を挙げます。 今回はt-SNE(t-Distributed Stochastic Neighbor Embedding: t分布型確率的近傍埋め込み法)による高次元データの次元削減および可視化を試してみました。t-SNEはちょっと前に流行って、今では幅広い分野で実用されている次元削減(次元圧縮)手法の一つです。古くは主成分分析(PC…

Yamaha Network Organizer (YNO)を試す

ヤマハルーター関連記事がまさかの3連続。実機を使ってIPv6関連技術(IPoEやMAP-Eなど)の勉強がそれなりに出来たので、次はWeb寄りの話をまとめようかと思います。 今回は以前から試してみたかったYamaha Network Organizer (YNO)を試してみました。試してみましたが、個人用途かつ機器1台のみの利用なのであんまり有用な検証できてません。。一応、YNOの機能紹介程度にちょっと整理してみます。 環境 機器: YAMAHA RTX830 (Rev.15.02.09以降) 回…

YAMAHA RTX830のLuaスクリプト機能

年の瀬に上げるような内容の記事ではないですけど、ネットワーク設定が一通り終わって安定運用に入ると、ルーターに触る機会も減ってしまうので定期的に勉強しておこうかなと。 前回の記事はヤマハ製ルーターRTX830におけるIPv6環境のネットワーク設定についての内容でした。 YAMAHA RTX830でIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6(MAP-E)接続 ヤマハルーターのLuaスクリプト機能について RTX830など多くのヤマハ製ルーターにはLuaスクリプトの実行環境が備わっています。…

YAMAHA RTX830でIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6(MAP-E)接続

最近引っ越ししまして、ネット回線もいろいろと変わりました。IPv6対応もだいたい終わったので備忘録も兼ねて。今回はヤマハ製ルーターでv6プラス(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)接続についてメモしてます。 v6プラスについて v6プラス(IPv6/IPv4インターネットサービス) | 日本ネットワークイネイブラー株式会社 「v6プラス」は、NTT東西の次世代ネットワーク(NGN)を利用しインターネット接続を提供するISP事業者が、IPv6及びIPv4の設備を持たずに、インター…

BRISQUE – リファレンス画像無しで画質を評価する

今回はリファレンス画像無しで画質を評価する手法を紹介しようと思います。 先日、OpenCV4.1がリリースされました。 OpenCV 4.1 has been released changelogを見ると、quality という新しいモジュールが opencv_contrib レポジトリに追加されたようです。 New Image Quality Analysis module (quality) has been added to the opencv_contrib, referenceles…

OpenCV 4.0のONNXサポートについて

前回の記事に引き続きOpenCV4.0の新機能を紹介します。今回は待望のONNXフォーマット対応を試してみます。 また、OpenCVのDeep Learning関連機能については昔の記事に書いてあります。基本的な使い方はこの頃からあんまり変わってないので参考までに。 OpenCVのDeep Learningモジュールの紹介 ONNXとは ONNX is a open format to represent deep learning models. With ONNX, AI developer…