Cloudflare Workersでサーバレス開発 part2 GitHub ActionsによるCI/CD

前回のエントリー Cloudflare Workersでサーバレス開発 ではCloudflare Workersの入門的な使い方について紹介しました。今回はGitHub ActionsとWranglerによるCI/CD対応についてデプロイ周りの補足説明をします。 Wrangler GitHub Action WranglerによるGitHub Action用のDockerコンテナアクションがCloudflareより提供されていますので是非活用しましょう。 cloudflare/wrangler-…

Cloudflare Workersでサーバレス開発

今回は日頃からいくつものサイト配信で大変お世話になっているCloudflare社が提供するCloudflare Workersを試してみました。 普段はあまりここでサービス紹介系の記事は書かないのですが、いくつかのドメインを運用している都合上、コンテンツ生成に必要なアプリケーションサーバの用意が最近少しずつ大変になってきたので、今回紹介するCloudflare Workersの活用で開発リソース削減を検討するための備忘録として記事にしています。 Cloudflare Workers Cloudf…

Yamaha Network Organizer (YNO)を試す

ヤマハルーター関連記事がまさかの3連続。実機を使ってIPv6関連技術(IPoEやMAP-Eなど)の勉強がそれなりに出来たので、次はWeb寄りの話をまとめようかと思います。 今回は以前から試してみたかったYamaha Network Organizer (YNO)を試してみました。試してみましたが、個人用途かつ機器1台のみの利用なのであんまり有用な検証できてません。。一応、YNOの機能紹介程度にちょっと整理してみます。 環境 機器: YAMAHA RTX830 (Rev.15.02.09以降) 回…

YAMAHA RTX830のLuaスクリプト機能

年の瀬に上げるような内容の記事ではないですけど、ネットワーク設定が一通り終わって安定運用に入ると、ルーターに触る機会も減ってしまうので定期的に勉強しておこうかなと。 前回の記事はヤマハ製ルーターRTX830におけるIPv6環境のネットワーク設定についての内容でした。 YAMAHA RTX830でIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6(MAP-E)接続 ヤマハルーターのLuaスクリプト機能について RTX830など多くのヤマハ製ルーターにはLuaスクリプトの実行環境が備わっています。…

YAMAHA RTX830でIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6(MAP-E)接続

最近引っ越ししまして、ネット回線もいろいろと変わりました。IPv6対応もだいたい終わったので備忘録も兼ねて。今回はヤマハ製ルーターでv6プラス(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)接続についてメモしてます。 v6プラスについて v6プラス(IPv6/IPv4インターネットサービス) | 日本ネットワークイネイブラー株式会社 「v6プラス」は、NTT東西の次世代ネットワーク(NGN)を利用しインターネット接続を提供するISP事業者が、IPv6及びIPv4の設備を持たずに、インター…

常時SSL化とHTTP/2対応しました

ドメイン rest-term.com の常時SSL化とHTTP/2に対応しました。 本サイトのコンテンツはCloudflareで配信しているので常時SSL化自体は簡単でした。後はコンテンツ内でのhttp/https混在(mixed content)を解消したり、パフォーマンス改善のためにWordPressプラグインを整理したり、一部は自作したものに置き換えたりとか細かい作業をしていました。SSL化関連の作業メモについてはWikiの方に書いてますので興味があれば。CloudflareだけでなくLe…

PythonのWebアプリケーションフレームワーク Sanicを試す

PythonのWebアプリケーションフレームワークについて、Flaskからの移行先としてSanicが有力そうなので調べています。 Sanic is a Flask-like Python 3.5+ web server that’s written to go fast. Sanicは著名なイベントループライブラリであるuvloopを利用しており、Node.jsのように非同期I/Oによる高効率なHTTPリクエスト処理が可能です。また、SanicはFlaskとよく似たシンタックスを提供…

Linuxカーネル Docker関連 namespaceのメモ

最近はやっとまともにDockerを使い始めたということもあり、基盤技術を追う必要性も強く感じてきました。Linuxカーネルのコンテナ技術周りのコードリーディングを再開しているのですが楽しいです。 環境 * CentOS 7.2 (kernel-3.10.0-327.4.5.el7.x86_64) * Ubuntu 14.04 (3.13.0-77-generic) 読んでいるのはほとんどnamespaceとcgroup周りですけれど、この2つは違う機能なのでごっちゃにして覚えないようにしたいとこ…