前回のエントリーの続き。
固い話ばかりだとあれなので、ちょっとバランス取ろうかなと。
海外だと日本より活発に意見が飛び交っていたようです。
建設的な議論をしている人、
おまえの本業ゼッタイFlashちがうやろって感じの野次馬的な人、
どさくさに紛れてぜんぜん関係ないことしゃべりだす人、
いろんな人がいて面白いかったのでちょっとだけ紹介したいと思います。
最初はSneak Peek of Future of the Flash Runtime!のコメント欄だけ読んでいたのですが、
他国のFlashコミュニティや個人ブログを巡っていても似たような反応でした。
有意義な議論に発展してるものもたくさんあったのですが、とりあえず最初の反応だけ拾っています。
もちろん意訳ですので悪しからず。
——————————————–
「これはすごい! スレッド使えるなんてワクワクすっぞ!」
「”Concurrency”..だと! これでなにもかも変わっちまうぜ。。」
「いろいろ不安なところもあるが俺はいいと思うぜ。」
「マルチスレッド! 私の願いは叶えられた アーメン!」
「おうさむ!」
「shared nothingは私が期待していたものではないね、後で共有メモリ型が提供されることを望むよ。」
「共有メモリ型はいろいろと問題が起こるだろう、shared nothingにしたのはいい判断だ。」
「workerってメインSWFのスコープで走るの? CameraとかMicrophoneオブジェクトにアクセスできる?」
「っていうかConcurrencyってほとんどのFlashユーザにとって必要? ちょっとやりすぎじゃね?」
「byteとかshort型は? ないの??」
「僕らが欲しいのは1byteの型だよね、、booleanは4bytes使っちゃうし、、」
「float/float4はMolehillで3D計算を速くする為に必要なんですよ。」
「Alchemyのことってちゃんと考えられてるのかな。」
「floatがあるってことはNumberはdoubleになったりするの?」
「Coolだね。ただ、モダンなストレージAPIがそろそろ欲しいところだな、Shared Objectは時代遅れだしね。」
「ねぇねぇCameraクラスのWebM(VP8)/H.264エンコードは?」
「マスク反転機能が欲しいんだけど、どう思う?」
「そんなことより右クリックどうにかしてよ。」
「お前ら知りたいか? Flashに本当に必要なのは1つだけ、ポインタだ。
ガベージコレクションなんてうぜぇ、メモリに直接アクセスさせてくれればいいんだよ!」
「おうさむ!おうさむ!!」
——————————————–
これでごくごく一部です。
ただ、世代別GCなどガベージコレクションの話題だけは全くと言っていいほど議論されていませんでした。
処理系の根本部分だから一番大切だと個人的には思っているのですが、、
workerについては shared memory + lock ではなく shared nothing であるのなら僕は歓迎したいです。
将来、もしshared memoryなworkerが追加で提供されたとしても、
Flash業界の影響力のある方々によって “正しい使い方” が整備されると思うので大丈夫かな。
また、特にworkerあたりはJavascriptの影響を受けていると思いますが、
そういった外部からの刺激によって業界に本来あるべき「競争」が戻ってきたように見えます。
まぁ僕自身はこれでご飯を食べてるわけではないので、なんとでも適当なこと言えるんですけどね。。