Cassandra Java Client

前回 Cassandra Thrift APIのConsistencyLevel と内容的に前後してしまいますが、Cassandra APIのテストコードを一応載せておきます。データ操作(取得/登録/削除)に関するAPIはひととおり使用してあるので、コードを見ればだいたいの使い方は理解できると思います。また、各APIのシグネチャはCassandraのホームディレクトリにjavadocディレクトリがあるのでそこで確認できます。
(org.apache.cassandra.thrift.CassandraServer を参照)

以下のコードは、例としてブログ記事をデータとして扱っています。
・ColumnFamily は Entry
・entry* という key は title、category、tag の3つをcolumnを持つ

データ登録では Cassandra.Client.batch_insert を使って複数のcolumnを一度にwriteしてますが、Cassandra.Client.insert という単一のcolumnをwriteするメソッドもあります。writeするcolumnが複数ある場合、その数だけ insert を呼ぶより batch_insert で一度にwriteした方が高速です。 ただし、”Deprecated in 0.6 – use batch_mutate instead” とAPIリファレンスに書いてあるように、データ登録時も Cassandra.Client.batch_mutate の利用が推奨されているようです。

CassandraのクライアントはThriftを利用しているので多言語対応していますが、やはり個人的にはJavaから操作するのがいいかなと思います。プロトタイピングでは Net::Cassandra(Perlの場合)などでさっと作って検証してから、Javaでじっくり書き直す感じになるでしょうか。

* 関連記事
Cassandra Thrift APIのConsistencyLevel
Cassandraについて

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