HTML5でConvolutionFilter

HTML5のcanvasを使って簡単な画像処理をやってみます。
試してみたのは基本的な畳み込みフィルタ。
今回はAS3のConvolutionFilter風のインタフェースで作りました。

Demo: HTML5 Image Processing (Convolution Filter)

汎用的に作ろうとすると少し時間がかかりそうだったので、ひとまず畳み込みフィルタの部分だけ。
引数はAS3のものよりずっと少なく、matrix, divisor, bias の3つ。
matrixXやmatrixYも用意してないのでフィルタカーネルのサイズは3×3限定だし、
異常系の処理も不十分で修正が必要ですが;;
他のフィルタ類は時間を見つけて作ってみようと思います。

・クライアント例

bitmap.js

ポイントを絞って簡単に説明を。
(以下 context は getContext(‘2d’) で取得したオブジェクト)

* imagedata = context.createImageData(sw, sh)
幅sw, 高さshのImageDataオブジェクトを生成します。
ピクセルデータ(imageData.data)はすべて0(黒)になっています。

* imageData = context.getImageData(sx, sy, sw, sh)
(x, y)=(sx, sy) を基準に幅sw, 高さshの領域のピクセルデータを取得できます(imageData.data)。
これはAS3における BitmapData.getPixels() のようなもので、ARGB32bitのデータを扱い、
インデックスは 0 から 幅×高さ×4-1 まで。

* context.putImageData(imagedata, dx, dy)
指定されたImageDataオブジェクトを (x, y)=(dx, dy) を基準に描画します。

・参考記事
createImageData, getImageData, putImageData メソッド – Canvasリファレンス – HTML5.JP
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