NumPy入門記事をアップデートしました

4年以上前の記事ですけど、今もたくさんのアクセスがあるようなので内容を少し更新しました。さすがに古すぎる記事をずっと見続けてもらうのは気が引けますから。 Pythonの数値計算ライブラリ NumPy入門 « Rest Term 更新内容 CentOS 7.0, Python 3.6, NumPy 1.12で動作確認 Record Arrays, Automatic Reshaping, 乱数生成, Linear Algebra(線形代数)について新規説明を追加 NumPyは多くの機械学習系フレー…

ねこと画像処理 part 3 – Deep Learningで猫の品種識別

ねこと画像処理。 (みかん – 吉祥寺 きゃりこ) 前回の ねこと画像処理 part 2 – 猫検出 では画像内の猫の顔を検出する方法を紹介しましたが、今回はディープラーニングの技術を用いて猫の品種を識別したいと思います。 学習データ ねこと画像処理 part 1 – 素材集めでは、自分で撮影した写真を学習データとして使うと書いたのですが、都内の猫カフェ等で出会える猫に限ってしまうと品種の偏りが大きくなってしまうので、ここではしぶしぶ研究用のデータセットを使うことにします。。ただ、S…

ねこと画像処理 part 2 – 猫検出 (モデル配布)

ねこと画像処理。 (アイシャ – 池袋 ねころび) 前回のねこと画像処理 part 1 – 素材集めでは猫画像の集め方について整理しました。今回はその集めた猫画像を使って猫検出用の学習モデル(分類器)を作成したいと思います。それにはいろいろと準備が必要です。 モデル(分類器)の配布についてはこのエントリーの後半で説明します。 アノテーションデータの収集 学習モデルを作る前に猫のどの部分を検出するかを決める必要がありますが、今回は猫の顔(頭)部分の検出を行おうと思います。そのためのアノ…

機械学習ライブラリ SHOGUN入門

The machine learning toolbox’s focus is on large scale kernel methods and especially on Support Vector Machines (SVM) * The SHOGUN Machine Learning Toolbox サイトのデザインどうにかしたらいいのにとか将軍ってなんだよとかいろいろあるかと思いますけども、プロダクトとしては素晴らしいという噂を聞くので今回このSHOGUNという機械学習ラ…

RedisのLuaスクリプティング機能について

僕のRedisについての知識はv2.2くらいで止まっていたので、それ以降のRedisに備わった機能を調べているんですけど、その中でもv2.6からサポートされたLuaスクリプト実行環境について今回は整理します。 技術Wikiの方にもRedisについてのメモを残しています。 * Redis – Tech Note 環境 CentOS 5.8 (x86_64) Redis 2.6.10 (malloc=jemalloc-3.2.0 bits=64) Pythonクライアント (redis-…

Pythonの数値計算ライブラリ NumPy入門

Scientific Computing Tools For Python — Numpy NumPy は Pythonプログラミング言語の拡張モジュールであり、大規模な多次元配列や行列のサポート、これらを操作するための大規模な高水準の数学関数ライブラリを提供する。(via Wikipedia) これまで知識があいまいだったNumPyについて、もう一度おさらいしたいと思います。NumPyはSciPyと併せて科学技術計算でよく利用されています。また、高速に行列演算ができるのでOpenC…

DotCloudでのMySQL,Redis,MongoDBの使い方

前回のエントリーDotCloudが素晴らしいに引き続きDotCloudで遊びます。 今回はDotCloudの「プログラミング言語やミドルウェアを自由に選べる」という特徴を活かしていろんな組み合わせを試してみたいと思います。 * メニュー  PHP + MySQL  Ruby + Redis (Sinatraを利用)  Python + MongoDB (Flaskを利用)   PHP + MySQL この組み合わせでのシステム開発はなんだかんだ言って仕事で慣れている方も多いのではと思います。もち…