実践 OpenCV 映像処理&解析

実践OpenCV―映像処理&解析を買いました。

jissen_opencv

6月10日発売のOpenCVの新しい書籍です。
NAISTの人達が書いたOpenCV プログラミングブックを既に持っていてこの本を買う意義としては、
強いて挙げるなら6章の「OpenGLとの連携」と7章の「物体検出の機械学習」の部分でしょうか。
ちなみに5章では「映像解析」を扱っていますが、ここで紹介されている処理を載せておきます。

・テンプレートマッチング
・オプティカルフロー
・離散フーリエ変換フィルタリング
・モーションテンプレート
・Haar-like特徴分類

理論説明はほとんどなくて関数紹介が主な内容です。
1,2年前ならHaar-likeの所の説明はとても有用だったんだと思いますが、今はWeb上でたくさん調べられます。
カメラキャリブレーション関係を扱っていないのもツライ。
あと、OpenCV プログラミングブックにはあった巻末の関数リファレンスがなかったのも残念です。
CD-ROMなんか付けなくていいから代わりにリファレンスを付けて欲しかった。

良い所はOpenCV プログラミングブックよりも載っているソースコードが見やすいところ。
大きめで読みやすいフォントが使われています。

大学院時代は機械学習方面にはあまり興味がなくて研究でも取り組んでいなかったんですが、
今はヒマがあったら勉強してみようかなと思っているところです。
なので7章はじっくり読んで実践して、ある程度理解したらTech Noteにもメモしておきます。

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