ねこと画像処理 part 2 – 猫検出 (モデル配布)

ねこと画像処理。 (アイシャ – 池袋 ねころび) 前回のねこと画像処理 part 1 – 素材集めでは猫画像の集め方について整理しました。今回はその集めた猫画像を使って猫検出用の学習モデル(分類器)を作成したいと思います。それにはいろいろと準備が必要です。 モデル(分類器)の配布についてはこのエントリーの後半で説明します。 アノテーションデータの収集 学習モデルを作る前に猫のどの部分を検出するかを決める必要がありますが、今回は猫の顔(頭)部分の検出を行おうと思います。そのためのアノ…

WebRTC + WebGLによる顔画像合成デモの紹介

Tech Crunchで紹介されていて、国内外の方からのお問い合わせが僕の方にもいくつか来てたのでご紹介を。 これはまたクールで不気味なアプリ―FaceSubはそのうち他人の顔を借りてビデオチャットができる? Face substitution (デモへのリンク) 以前、このブログで JavaScriptでPoisson Image Editingによる滑らかな画像合成 というエントリーを書きましたが、そこで公開したJavaScriptのモジュールをノルウェーの方に上記のデモで使っていただきまし…

ねこと画像処理 part 1 – 素材集め

ねこと画像処理。 ※ 本エントリーには技術的な内容はありません。 ねこが写った画像に対していろいろな画像処理を施していく。今回はデータセットとして利用する画像素材集めに関するエントリー。 素材集め 機械学習系のタスクも想定しているので、大量にデータセットを集めておこう。Web上から取ってくるのでは味気なくてつまらない、邪道である。それに著作権の問題もある。自分の足を使ってたくさん集めて回るんだ。もふもふするんだ。 飼いねこを撮る 野良/地域ねこを撮る ねこカフェのねこを撮る 僕は実家で2匹のねこ…

JavaScriptで画像のクラスタリングによるドット絵風加工

前回のJavaScriptでPoisson Image Editingによる滑らかな画像合成に引き続き、HTML5 Canvasを使ったJavaScriptによる画像処理の一例を紹介します。 今回は画像の画素値に対するクラスタリング(分類)を画像加工用途に応用します。クラスタリングには各画素のRGB値を特徴ベクトル(次元数3)としてk-means法と呼ばれる手法を使って行います(実装上はk-means法の初期値選択アルゴリズムを改良したk-means++法を利用)。以下のサイトでOpenCVを利…

JavaScriptでPoisson Image Editingによる滑らかな画像合成

Poisson Image Editing はSIGGRAPH 2003で発表された画像合成手法の1つで、Poisson方程式の境界値問題を画像処理に応用しています。 ただ画像の一部を切り取って貼り付けるだけだと特に領域境界部分の継ぎ目が目立ってしまいますが(左画像)、Poisson Image Editingを用いると領域周辺の画素値から領域内側の画素値を推定して滑らかに合成することができます(右画像)。 僕が学生時代、VC++でこの手法を使った画像合成ソフトをゼミ仲間といっしょに作って遊んで…

ScalaでOpenCVを使って画像処理

OpenCV 2.4.4から正式にJava APIをAndroidプラットフォーム以外でも使えるようになりました。つまりJVM(Java Virtual Machine)上で動く言語ならどんな言語からでもOpenCVが使えるということですね。 * OpenCV now supports desktop Java 、ということで今回はJVM上で動作するScalaからOpenCVを使ってみます。 環境 * CentOS 5.8 (x86_64, 仮想2コア, 1GB RAM) * Scala 2.1…

OpenCV for Android入門 – カメラ編

ここ最近はAndroidアプリ開発の勉強をしています。今回はOpenCVでデバイスのカメラを利用した動画像処理を試してみました。 技術Wikiの方にもAndroid関連のメモを残しています。 * Android – Tech Note * OpenCV for Android – Tech Note Portions of this page are modifications based on work created and shared by Google and …

JavaScriptで宙玉(そらたま)写真を作る

前回のJavaScriptでHarrisオペレータによるコーナー検出に引き続きJavaScriptで画像処理を。今回は難しいことはせずにカジュアルな画像加工を楽しみます。 ちょっと昔に、宙玉(そらたま)写真というのが流行ったような気がするんですけど、画像処理的には簡単ですのでちょっと試してみました。 参考: 宙玉 – Google 検索 作成手順は以下の通り 1. 元画像を円周魚眼レンズ風に射影変換した画像を作る 2. 元画像にボックスフィルタを掛けて反転した画像を作る 3. 1,2…